寝違えとぎっくり腰に共通する反射性筋収縮

寝違えとぎっくり腰に共通する反射性筋収縮

2017/04/22

寝違えもぎっくり腰も過剰な反射性筋収縮が原因で発生します。

寝違えは主に肩甲挙筋の反射性筋収縮が原因でおこります。

ぎっくり腰は腸腰筋腰方形筋、脊柱起立筋の反射性筋収縮でおこります。

 

寝違えやぎっくり腰がおきてしまう原因

筋肉が過剰な収縮を起こすと筋肉や組織が損傷してしまいます。

これを防ぐために腱紡錘の1b抑制というものがあります。

筋肉の緊張度合いを腱紡錘が感知して筋肉の収縮を抑制します。

筋肉が収縮した際にこの腱紡錘が働かないと筋肉は損傷するまで収縮し続けてしまいます。

もしくは損傷しても収縮し続けます。

この損傷による痛みが寝違えやぎっくり腰の原因です。

腱紡錘や1b抑制については関連記事を見てください。

ゴルジ腱器官(腱紡錘)システム

http://maruyama-chiro.com/blog/481

1b抑制の状態依存反射反転

http://maruyama-chiro.com/blog/848

1b抑制

http://maruyama-chiro.com/blog/849

1a抑制と1b抑制の特徴的違い

http://maruyama-chiro.com/blog/880

ぎっくり腰と状態依存性反射反転の1b抑制の抑制

http://maruyama-chiro.com/blog/855

伸張反射(筋紡錘1a反射)と腱紡錘1b抑制と1b抑制状態依存性反射反転

http://maruyama-chiro.com/blog/866

 

1b抑制が働かないで寝違えやぎっくり腰になってしまう仕組

筋肉がちょっと伸びた状態から速いスピードで筋肉を収縮させてしまうと1b抑制が働かずに筋肉が過収縮してしまいます。

また、アルコールの影響で神経の感度が麻痺している場合にもおこりやすくなります。

思いっきり力を入れようとして力んだりしても意思の力で1b抑制が働かなくなることがあります。

 

よくあるぎっくり腰パターンと寝違えパターン

ぎっくり腰パターン

・重いものをもちあげようとして一気に力を入れようとすると筋肉の腱紡錘による1b抑制がかからずに過剰な収縮を起こしてしまいます。

これによってぎっくり腰がおこります。

痛みに慌てて腰の筋肉を動かすと、痛みに対する反射で複数の筋肉が収縮してしまいぎっくり腰の症状が複雑になってしまいます。

・腹筋や横隔膜の筋肉が弱い人がくしゃみや咳をしたときに、反射的に筋肉が収縮してぎっくり腰になることがあります。

腹筋や横隔膜の筋肉が弱いと咳やくしゃみをしたときに腸腰筋や腰方形筋に力が入ってしまう傾向にあります。

咳やくしゃみの際の筋肉の収縮は速い速度で行われるため腱紡錘の1b抑制がおこらずに筋肉が収縮しつづけてしまい、ぎっくり腰になってしまいます。

寝違えパターン

横向になって寝ていたり、うたた寝で首を横に向けていたりしたときに首の筋肉がストレッチされた状態が続いてしまうことがあります。

筋肉のストレッチ状態が続くと腱紡錘の機能が抑制されてしまいます。

この状態から目が覚めて急に首を動かすとストレッチされた首の筋肉の伸張反射がおこって筋肉が過剰に収縮してしまい寝違えを起こしてしまいます。

 

寝違えやぎっくり腰を起こしてしまったら

もし、寝違えやぎっくり腰をおこしてしまったら、すぐに冷やします。

筋肉の過剰な収縮で筋肉に炎症が起きています。冷やすことで急性の炎症状態を緩和することができます。

そして、筋肉の炎症状態を抑えて筋肉の痛みを緩和するロキソニンを服用したり、ボルタレンの湿布などを行うと痛みが緩和されます。

ロキソニンやボルタレンは痛みの原因の検査薬としても活用できます。

もし、ロキソニンを服薬したり、ボルタレンの湿布を行っても痛みが緩和されない場合は筋肉の炎症以外の原因が潜んでいます。

うっ血やむくみなどで組織が腫脹してしまっている場合はロキソニンやボルタレンでは痛みが緩和されません。

優しく静脈やリンパの流れを良くするようなマッサージを行ってうっ血やむくみの改善が必要です。

また、筋膜や筋紡錘のセンサーのエラーがあると常に筋肉が収縮してしまっているために痛みが改善しません。

筋膜リリースなどを行って筋膜や筋紡錘のセンサーの調整が必要になります。

1週間経っても寝違えやぎっくり腰の痛みが改善しなければ

筋肉の急性炎症は1週間もすれば改善します。

もし、1週間経っても痛みが改善しないようであれば炎症を持続させてしまう何かがあります。また、炎症以外の痛みの原因があります。

そのような方は一度、きちんと検査を行って痛みの原因を確認してみたほうがいいと思います。

丸山カイロプラクティックではキネシオロジー検査を行って症状の原因を調べていっています。

原因がわかれば根本原因を切り替えることで症状が改善していきます。

寝違えやぎっくり腰の痛みがなかなかなくならない場合は丸山カイロプラクティックにご相談ください。

 

 

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