尺骨神経障害による手のしびれや麻痺

尺骨神経障害による手のしびれや麻痺

2017/08/24

手の小指側がびりびりとしびれる、落ちたものを指でつまもうをしてもうまくつまめない。

そのような症状はもしかすると尺骨神経障害による症状かもしれません。

尺骨神経は手の小指側の感覚を支配している神経です。

その神経が傷害されると手の小指側にしびれ感を感じます。

神経の炎症があると何かに触れた時に強い痛みを感じるようになることもあります。

また、親指の筋肉の運動する神経でもあり、親指を使ってつまむような動作ができなくなってしまいます。

 

尺骨神経障害の原因

尺骨神経の炎症や圧迫、牽引で尺骨神経が傷害されてしまいます。

腫瘍やガンブリオンが神経を圧迫してしまうことが稀にあります。

神経の走行しているところを触ってグリグリとしたしこりが無ければそのような圧迫は無いと思われます。

多くの場合は外傷的な圧迫によるもの、神経の牽引による損傷、炎症によるものが原因です。

 

尺骨神経障害を起こしやすい肘部管とギヨン管

ギヨン管症候群

小指側の手首と掌底の間あたりにギヨン管と呼ばれる尺骨神経と血管の通り道があります。

転んで手をついてしまってギヨン管部分で神経を損傷してしまうことがよくあります。

炎症状態が続いてしまうと神経の損傷度合いが強くなってしまいます。

障害される部位は指に限定されます。指が上手く伸びない、指先が痺れるといった症状が見られます。

 

肘部管症候群

肘の所にある尺骨神経の通り道です。

皮膚の下にすぐに神経があるので肘をぶつけた時のような強い圧迫刺激で指先に電気が走るような痛みが出ます。

損傷の程度が強いと指先にしびれが出て、麻痺が出るようであると指先に力が入らない小指が伸ばせないという症状となります。

肘部管の指先側では尺側手根屈筋腱のところを通ります。

尺側手根屈筋腱の炎症、尺骨神経との癒着などで尺骨神経が傷害されることがあります。

肘のところで手下げカバンを持っている、重い荷物を小指に掛けて長時間持っている、ゴルフやテニスで尺側手根屈筋に過剰なストレスがかかる、などが原因で尺骨神経の障害を受けます。

 

尺骨神経障害のキネシオロジー検査

痺れが出ている部分を触って反応をみます。

尺骨神経障害では痺れが出ているところでは反応がでません。

反応がでる場合はその部分に炎症などの状態があって症状が出ていると考えられます。

反応がでなければ、尺骨神経の走行に沿って体幹に向かって首まで順次触って反応をみます。

ストレス反応がでたところで尺骨神経が障害されています。

反応がでたところを打腱器でたたいてチネルサインのキネシオロジー反応をみます。

ストレス反応がでれば、その部位で尺骨神経が傷害されていることが確認できます。

チネルサインで反応が無ければ尺骨神経は障害されておらず、炎症状態か血流の低下によって症状が起きていると考えられます。

尺骨神経が傷害されやすいギヨン管や肘部管のところでストレス反応が無ければトリガーポイントによる放散痛の可能性があります。

トリガーポイントが解消されると手のしびれなどの症状は改善されていきます。

 

尺骨神経障害の治療

尺骨神経が筋膜と癒着をおこしているために障害されていたり、筋肉の炎症が神経に浸潤していることで症状が起きている可能性がありますので、原因と分かった周囲の筋肉の調整を行っていきます。

血流が原因であるという反応があった場合はリンパマッサージを行って血流を良くしていくようなアプローチを行います。

2,3回施術を行っても改善が見られないようであれば超音波療法を行って神経の回復を促していきます。

損傷した神経の回復にはビタミンB12の投与が効果的です。

病院で治療を受けるとビタミンB12を処方してもらうことが多いです。

病院との治療とともに丸山カイロプラクティクでのアプローチを行うと効果的であると思います。

 

尺骨神経障害の症状が進行してしびれから痛みに変わり麻痺になってしまうと回復が困難になってきます。

早目に適切な対処をしていくことをお勧めします。

 

 

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