斜角筋

斜角筋

2016/07/11

 

斜角筋は斜角筋首にある筋肉で首を安定させたり、左右に側屈させたりする筋肉です。

 

首を前方に屈曲することを補助する働きもあります。

 

肋骨を引き上げて呼吸を補助する筋肉です。

 

 

 

 

 

斜角筋は頸椎の横突起から始まり、第一肋骨と第二肋骨に付着します。

 

斜角筋は3つに分かれていて、それぞれ前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋に分けられる。

 

前斜角筋はC3からC6頸椎の横突起から始まり、第一肋骨に付着しています。

 

中斜角筋はC2からC7頸椎の横突起から始まり、第一肋骨に付着します。

 

後斜角筋はC4からC7頸椎の横突起から始まり、第二肋骨に付着します。

 

<斜角筋のトリガーポイント>

斜角筋トリガーポイント

 

 

斜角筋のトリガーポイントが活性化していると、胸、肩、手に痛みやしびれが放散します。

 

手の放散部分は橈骨神経障害と類似しているので、注意が必要です。

 

橈骨神経障害の際の手のしびれの部位は「手のしびれの場所と神経の関係」を参照してください。

 

 

 

 

 

 

<斜角筋のトリガーポイントが活性化する要因>

斜角筋は重いものをもちあげたり引っ張る時に上部胸郭の支持や上昇を助けます。

 

この働きは斜角筋の本来の機能ではないのですが、上部僧帽筋や肩甲挙筋の筋力低下があるとそれを補うために活動してしまいます。

 

そのため斜角筋に過剰な負荷がかかって斜角筋のトリガーポイントが活性化してしまいます。

 

両手に重たい荷物を持って運ぶ、ロープを引っ張る、水泳をするなどの動作の際に上部僧帽筋や肩甲挙筋が機能低下していると斜角筋のトリガーポイントが活性化します。

 

また、呼吸の補助を行うことから、喘息や風邪をひいて咳を強発すると斜角筋のトリガーポイントは活性化します。

 

<斜角筋トリガーポイント障害の簡易的なチェック法>

斜角筋テストその1

斜角筋テストその1

 

首を右、もしくは左に回します。

 

図の場合は左に回しています。

 

その状態からうなずくように首を屈曲させます。

 

この姿勢は顎が鎖骨のくぼみにはまり込むような形です。

 

このポーズをとると斜角筋が短縮されて斜角筋のトリガーポイントが活性化されます。

 

手や肩に痛みやしびれが放散すれば斜角筋のトリガーポイントがあることがわかります。

 

痛みやしびれの放散した感じが普段感じている不調の場所と同じであれば、不調の原因は斜角筋のトリガーポイントであるということがわかります。

 

 

 

斜角筋テストその2

斜角筋テストその2

 

図のように症状のある方の手をもちあげます。

 

このポーズをとると斜角筋が弛緩するため、斜角筋のトリガーポイントによる症状や斜角筋による胸郭出口症候群の症状が軽減もしくは消失します。

 

症状の消失や軽減が見られた場合は斜角筋が原因である可能性が高くなります。

 

 

 

斜角筋テストその3

斜角筋テスト

 

図Aのように指を曲げます。

 

正常であれば指先の腹(指紋の部分)が指にくっつきます。

 

斜角筋に障害があると図Cのように指先の腹が指にくっつきません。

 

斜角筋に障害があるということがわかります。

 

図Bのように人差し指だけくっつかない場合は人差し指の筋肉の短縮などが原因で、斜角筋の問題ではありません。

<斜角筋と臓器との関係>

斜角筋は鼻、副鼻腔、呼吸器と関連があります。

 

鼻や副鼻腔の感染や慢性的な炎症があると斜角筋の緊張状態や機能低下が生じる傾向にあります。

 

また、喉、咽頭、喉頭に炎症があると侵害刺激による反射で斜角筋が緊張状態になりやすくなります。

 

呼吸器に障害があると、補助呼吸筋である斜角筋が過剰に働いてしまい、過緊張状態になりやすくなります。

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