胸郭出口症候群による手のしびれ

胸郭出口症候群による手のしびれ

2016/07/14

胸郭出口症候群だと思われた手の痺れの清瀬市在住の40代男性の方です。

手のしびれを訴えて来院されました。

半年ほど前からパソコン作業をしているときに右手のしびれを感じるようになりました。

その後だんだん悪化してきて、3か月ぐらい前からは常時しびれを感じるようになってしまいました。

夜寝ているとしびれが強くなるので、医者に診てもらったところ脳には問題がないといわれました。

整形外科では胸郭出口症候群だといわれ、牽引の治療を受けましたが、逆に悪化したような感じになっているので治療をやめました。

整体にも行きました。首がまっすぐになっているストレートネックが原因だといわれ、首の関節をポキポキ鳴らす治療を受けました。

4回ほど通いましたが、あまり改善が見られなかったため、カイロプラクティックを試してみようと思い来院しました。

 

<検査と経過>

脳には問題がないということなので、関節、筋肉、神経の状況を調べました。

手の触覚の検査では右手の小指側の方にしびれ感と感覚の鈍い感じがあるようでした。

頸椎圧迫テストで手のしびれの増強がありました。しびれは親指付近で増強されました。

モーリーテストでは、押したところの痛みと、肩の痛み、手全体のしびれ感の増強がありました。

ファレンテストでのしびれの増強はありませんでした。

ライトテストでのしびれの増強の反応はありませんでした。

首の動きは全体的に固く、側屈したときに反対側の首のツッパリ感を強く感じるようでした。

仰向けになってもらうと、しびれが増強し、枕を当てると増強が改善されました。

うつ伏せになるとしびれが強くなりその姿勢を維持することが苦しくなり、手を頭の方へ上げることによってしびれの増強が改善されました。

頸部の触診の際に、会話や呼吸の際の頸部の筋肉の過剰な補助呼吸状態が観察できました。

 

これらのことから、この方は斜角筋のトリガーポイントによる胸郭出口症候群であると考えられました。

親指側のしびれ感は斜角筋のトリガーポイントによる放散で、小指側のしびれは斜角筋による神経の圧迫であると思われました。

頚椎圧迫テストでのしびれの増強は頸椎関節組織からの侵害刺激による斜角筋の反射性収縮でのトリガーポイントの活性化であると思われました。

 

治療は頸椎と斜角筋に対するアプローチを行いました。

 

施術後、仰向けのしびれ感はなくなりました。

 

1週間後、2回目の来院では、1回目と同じ状態に戻ってしまっていました。

斜角筋との関連筋肉で上部僧帽筋を調べると、筋紡錘の弱化反応が出ていたので前回と同様の施術と上部僧帽筋に対してアプローチを行いました。

2回目も1回目と同様に施術後は仰向けでのしびれ感はなくなりました。

 

3回目は2回目と同じ反応でした。しびれは元に戻ってしまっていました。

 

このようなことを繰り返し、5回目の来院で頸椎圧迫でのしびれの増強がなくなっていました。

 

8回目の来院では施術後の座位でのしびれ感もなくなりました。

 

結局、この方が手のしびれ感を感じなくなるまで12回の施術を要しました。

 

施術回数はかかりましたが、良くなってもらえてよかったです。

 

 

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