筋紡錘システム

筋紡錘システム

2016/07/23

筋紡錘は筋肉の収縮線維束の中に分布している特殊な感覚器官です。

筋紡錘は筋肉のどこにでも分布していますが、特に筋肉の中心部にはより多く集中しています。

 

<筋紡錘の働き>

筋紡錘は筋肉の長さに反応するセンサーです。

筋肉が過度に伸ばされて損傷しないようにするための生体防御システムのセンサーなのです。

筋紡錘は筋肉の伸張に対して反応するが、収縮に対しては反応しません。

 
筋紡錘の興奮・促進・抑制作用>
筋紡錘システム

筋紡錘からの求心性感覚は主動筋を興奮させ(収縮)、協力筋を促進し(収縮)、拮抗筋を抑制します(弛緩)

筋紡錘からの求心性ニューロンについては神経線維の分類と機能を参照してください。

 
<筋紡錘と腱紡錘の協調的作用>
腱紡錘ゴルギ腱器官の促進・

筋紡錘によって主動筋が収縮すると筋腱接合部付近にある腱紡錘が働いて主動筋を抑制します。

そして協力筋も抑制し、拮抗筋を促進させます。

 
<筋紡錘と腱紡錘の協調的作用が行われない場合>
主動筋の過剰な収縮によって筋肉の断裂、筋肉と骨の付着部の剥離、骨折、筋腱接合部の損傷などが起きてしまいます。

腱紡錘が機能しない状態になっていると、このような障害が起きることがあります。

腕相撲での骨折はよくある現象です。

腱紡錘は筋繊維と並列に存在しているため、張力が筋繊維方向にかからない場合は腱紡錘が働きません。

また、脳からの抑制機能が働いている場合も腱紡錘が働きません。

また、急激な強い収縮力に対しても反応しません。

腱紡錘について詳しくはこちら。

このようにして、腱紡錘が働かない状態で筋肉の過収縮が起きると筋断裂や骨折となってしまいます。

骨はねじり応力に対して脆弱であるため、自分の筋肉の力で容易に骨折してしまうのです。

 

ぎっくり腰や足がつるといった現象も筋紡錘と腱紡錘の協調作用がうまくはたらかい場合に起こることがある現象です。

 
<筋紡錘の調整>
丸山カイロプラクティックではエラーを起こしている筋紡錘の調整を行っております。

筋紡錘に刺激を加えたり、磁石を当てた時にもし、筋紡錘にエラーがあると下肢長や筋力に変化が出ます。

エラーが起きている筋紡錘に改善方向の刺激を加えることで筋紡錘の機能は改善します。

刺激は指による軽い押圧や牽引で20回ぐらいの刺激で改善します。

 
<筋紡錘システムがエラーを起こすようになる要因>
打撲などの筋肉への直接の外傷で筋紡錘システムはエラーを起こすようになります。

外傷後筋肉に対して適切な処置がなされないと筋肉はエラーを起こした状態のままとなります。

虚血や炎症などによって筋膜の癒着が生じると筋紡錘システムはエラーを起こすようになります。

筋膜の癒着を取り除かない限り、筋紡錘のシステムはエラーのままです。

肩こりの原因の一つとなっています。

長時間の筋肉の緊張状態は虚血や疲労物質の蓄積を作り出して筋膜の癒着を作り出します。

また、逆に長時間筋肉が伸びた状態で力が入った状態になっていると筋紡錘が疲弊してエラーを起こすようになります。

猫背の状態でデスクワークをしていたり、腰を曲げた状態での作業などがそれに当たります。

筋紡錘システムがエラーの状態になっていると腰痛やぎっくり腰や肩こりを引き起こしてしまうようになってしまいます。

 

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