橈骨神経による手のしびれ

橈骨神経による手のしびれ

2016/08/12

<橈骨神経>

頸椎から鎖骨の下を通り、腋窩を通過した神経は、上腕骨の外側をぐるっと回って、外側から、前腕の筋肉(伸筋)に行きます。

橈骨神経

<橈骨神経麻痺>

橈骨神経は橈側(親指側)の知覚と手の背面の運動を神経支配しています。

一般的に知覚が先に障害されて、次に運動が障害されます。

橈骨神経浅枝のみの障害の場合は運動は障害されずに知覚のみの障害となります。

多くの場合、図に示す部分のしびれを感じます。

橈骨神経感覚部位

橈骨神経の知覚が障害されると図に示した場所の知覚の低下や過敏、痛みやしびれを感じます。

橈骨神経麻痺

橈骨神経の運動が障害されると手首を伸展する筋肉が発揮できずに図のように手が下がってしまいます。

橈骨神経深枝である後骨間神経が麻痺した場合は、この神経は運動枝で感覚はないので、下垂手が表れて感覚の障害はありません。

後骨間神経が障害される原因の一つに回外筋による圧迫があります。

 

<橈骨神経が障害されやすい部位>

橈骨神経が障害されやすい部

橈骨神経は図に示す①腋窩②上腕③前腕で障害されやすいです。

指で圧迫したり、打腱器だ叩くことで症状が誘発されます。

誘発された場合はその部位で橈骨神経が障害されていることがわかります。

 

①腋窩部

大円筋の筋膜障害や炎症によって橈骨神経が障害されることがあります。

 

②上腕部

上腕三頭筋の筋膜障害や炎症によって障害されることがあります。

また、上腕三頭筋の過剰収縮によって圧迫障害を受けることもあります。

③前腕部

回外筋によって圧迫障害を受けることがあります。

 

<橈骨神経が障害される要因>

過剰に大円筋、上腕三頭筋、回外筋が使用された場合に橈骨神経が障害されることがあります。

・テニスでスマッシュやサーブを思いっきり打った時(しかも失敗して変な位置で打った時)

・バレーボールのスパイクを思いっきり打った時(しかも失敗して変な位置で打った時)

・ほとんどボールを投げたことが無い人がかっこつけて思いっきり投げたとき

・除雪作業や穴掘りでスコップを使った作業を続けたとき。スコップですくったものを遠くに放ろうとし場合に上腕三頭筋が障害されやすいです。

・ドライバーでねじを締めたりする作業が続いた時

・テニスのレシーブでスイートスポットにうまく当たらないことが続いた場合。

など。

 

<橈骨神経障害の回復>

多くの場合、橈骨神経が障害されると、原因となる筋肉を使わない傾向にあるため、自然回復していきます。

しかし、何かしらの要素で悪化要因が取り除かれなかった場合、神経のダメージは深刻なものとなってしまいます。

その場合は長期間のリハビリが必要となってきてしまいます。

橈骨神経の障害が疑われた場合は早めの適切な対処が大切です。

回復しない要因として、関節機能障害、筋膜障害、筋紡錘腱紡錘センサーエラーが伴う場合は回復を妨げます。

それらを適切に改善する必要があります。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
丸山カイロプラクティック
http://www.maruyama-chiro.com
住所:東京都東村山市秋津町5-12-13  シバタビル1F
TEL:042-391-5840
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇