手に関すること

小指や薬指のしびれや力が入りずらくなる肘部管症候群

2017/09/29

肘部管症候群とは

肘の内側部分に尺骨神経の通り道のトンネルとなっている肘部管というところがあります。

この部分で尺骨神経が障害されることでおきる尺骨神経障害の状態を肘部管症候群といいます。

手のしびれの肘部管症候群

肘部管症候群によっておこる症状

尺骨神経は手の小指と薬指の感覚を支配しています。

肘部管で尺骨神経が傷害されると小指と薬指にしびれや痛みを感じるようになります。

また、小指を曲げたりする動きや指を開く筋肉の動きを支配しているのでそれらの動作がしづらくなったり、できなくなったりします。

 

肘部管症候群の原因

肘部管部分で尺骨神経が圧迫されたり、引き延ばし損傷を受けることでおこります。

圧迫は靭帯の肥厚やガングリオン、骨棘などがあります。

引き伸ばし損傷は血流の低下などで柔軟性の乏しくなっている神経が強い負荷で引っ張らられたり、反復して引っ張られることを続けているとおこりやすいです。

転倒した際に手をついたり、テニスやゴルフなどで手首を反らすような動作を行うと強い負荷で引っ張られるような状態になります。

パソコンのキーボード操作やマウスの操作で手首を反らした状態で指を酷使している状態が続くと反復した牽引がおこり障害が起きやすいです。

キーボードを打つのが早い人でEnterキーを力強くたたくような人は障害されやすい傾向にあります。

筋肘部管部分で神経と筋膜の癒着が起きている時は引き伸ばし損傷を受けやすかったり、炎症によって障害されやすいです。

血流の低下は胸郭出口での血管の圧迫による場合があります。

 

肘部管症候群の検査

打腱器で肘部管の部分を軽くたたいて、小指のあたりに痛みや痺れが誘発されれば、肘部管症候群であると思われます。

キネシオロジー検査では、肘部管部分を触ったり、たたいたりするとストレス反応がでます。

指に力が入らない、痛みがある、痺れがあるという原因を確認して、肘部管部分を触って反応が反転したならば肘部管に障害があると確認できます。

セロトニンや抗ヒスタミン薬で反応が反転する場合は血流の低下が原因となっています。

血流を阻害している部位の改善が必要になります。

抗炎症薬で反転反応があれば炎症が起きているということが確認できます。

作業姿勢などを改善して炎症が悪化しない様にしていくことが必要です。

 

 

肘部管症候群の改善のためのアプローチ

キネシオロジー検査の反応に基づいてアプローチしていきます。

血流の低下がある場合は血流の低下の原因を改善するようにアプローチすることが必要です。

筋膜の癒着による場合は筋膜リリースのアプローチを行います。

筋膜の癒着や靭帯の肥厚の時は超音波療法を行うことで改善することがあります。

 

 

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住所:東京都東村山市秋津町5-12-13  シバタビル1F
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薬指に力が入らない

2017/09/29

薬指に力が入らないという患者さんです。

配膳の仕事でお盆を持つと手が震えるようになって仕事ができなくなった。

手の腱鞘炎がもともとあって子育てをしているときがひどかったがそのあと落ち着いていたが、パソコンをしていたら悪化するようになった。

薬指に力が入らに感じは日によって違うが、肩が凝ってきて肩が回らなくなると肩と手が痛くなる。

薬指のあたりがつているような引っ張られるような感じになって力が入らなくなります。

子育ての時の悪化した時に整形外科を受診しましたが、ほっとくしかないといわれてそのままです。

だっこひもをしなくなったらその時は楽になりました。

 

検査の様子

指の筋力を確かめると薬指に力は入りました。

キネシオロジー検査

薬指のあたりをイメージしてもストレス反応がでません。

薬指に力が入らない原因を確認していくと、回外筋部分、脇の下、鎖骨部で反転反応がありました。

回外筋のトリガーポイント、筋膜障害、腱紡錘障害の反応が検出されました。

小胸筋にトリガーポイント、筋膜障害の反応が検出されました。

セロトニンで反転反応があったので虚血性であると思われます。

 

アプローチ

回外筋の障害を取り除くようにアプローチを行いました。

小胸筋の筋膜リリースを行いました。

 

考察

薬指に力が入らないという症状の原因は肘部管症候群尺骨神経障害が原因であることが多いのですが、肘の部分でストレス反応が出なかったので、この方の場合は違うように思われました。

キネシオロジー検査の反応から考えると、胸郭出口部の鎖骨下と小胸筋部分で血管が圧迫され、腕への血流が悪い状態で回外筋の過負荷がかかることで薬指に力が入りずらい状態になっていると思われます。

検査の時は回外筋部分での橈骨神経障害だと思いましたが、今思うと回外筋と指伸筋の筋膜の癒着があるか、回外筋の腱紡錘障害による指伸筋の反射性収縮が背景にある可能性があります。

次回来られた時には指伸筋の障害をチェックしたほうがよさそうです。

また、橈骨神経に障害があるのか、尺骨神経に障害があるのか再度確認する必要があると思われます。

 

 

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頚椎症による手のしびれ

2017/09/10

清瀬市在住34歳の女性の方が手のしびれで来院されました。

1年ぐらい前から手のしびれを感じていて、ここ1ヵ月ぐらいで左手の指先に痛みを感じるようになりました。

携帯の操作やパソコンのキーボードの操作で痛みが出て困っているようです。

手のしびれは美容院で洗髪するときなどで悪化するようです。

手のしびれの時に整形外科を受診して、頚椎症だといわれ、頸椎の間隔が狭くなっていることと、ストレートネックを指摘されたそうです。

牽引治療をしましたが、気分が悪くなるので治療を継続することができなかったようです。

 

キネシオロジー検査

痺れの場所を触ってもストレス反応がでません。

頚椎、斜角筋部分、鎖骨部分でストレス反応がでました。

頚椎を触診すると強い痛みを感じ、手のしびれが増強しました。

斜角筋の圧迫を行うモーリーテストで手に痺れが増強しました。

斜角筋に筋膜障害とトリガーポイントの反応がありました。

ロキソニンで反転反応があるので炎症状態であると思われます。

抗ヒスタミン薬で反応が無く、セロトニンで反応が出たため虚血性の血流低下が原因だと思われます。

 

施術

斜角筋のトリガーポイント療法と筋膜リリースをおこない、頸椎のモビリゼーションを行いました。

モビリゼーションを行った後は頚椎を圧迫した時の手のしびれが軽減し、物を指で持つときの痛みも軽減していました。

斜角筋の圧迫でのしびれは残っているので継続治療を行うことを勧めました。

 

2回目の来院時では痺れはあるけど指の痛みがなくなったといいます。

3回目の来院時もしびれの程度は減ったような気がするがまだあるようです。

姿勢の改善のアドバイスと悪化を防ぐ簡単なタオルでのモビリゼーションのアドバイスをおこないました。

5回目の施術で痺れがほとんどなくなり、6回目でようやく痺れを感じることが無くなりました。

 

コメント

頚椎症で頸椎に炎症状態があるとその刺激で首の筋肉が緊張して手への神経が圧迫されやすくなります。

頚椎の炎症部位にストレスがかからないような姿勢がストレートネックの姿勢で、その姿勢は頸椎周りの筋肉にストレスを与えていて悪循環になっています。

血流の悪い状態の頸椎はモビリゼーションを行って血流を改善してあげることが改善の近道になります。

そのうえで周囲の筋肉を調整していくと手のしびれは改善していきます。

 

 

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尺骨神経障害による手のしびれや麻痺

2017/08/24

手の小指側がびりびりとしびれる、落ちたものを指でつまもうをしてもうまくつまめない。

そのような症状はもしかすると尺骨神経障害による症状かもしれません。

尺骨神経は手の小指側の感覚を支配している神経です。

その神経が傷害されると手の小指側にしびれ感を感じます。

神経の炎症があると何かに触れた時に強い痛みを感じるようになることもあります。

また、親指の筋肉の運動する神経でもあり、親指を使ってつまむような動作ができなくなってしまいます。

 

尺骨神経障害の原因

尺骨神経の炎症や圧迫、牽引で尺骨神経が傷害されてしまいます。

腫瘍やガンブリオンが神経を圧迫してしまうことが稀にあります。

神経の走行しているところを触ってグリグリとしたしこりが無ければそのような圧迫は無いと思われます。

多くの場合は外傷的な圧迫によるもの、神経の牽引による損傷、炎症によるものが原因です。

 

尺骨神経障害を起こしやすい肘部管とギヨン管

ギヨン管症候群

小指側の手首と掌底の間あたりにギヨン管と呼ばれる尺骨神経と血管の通り道があります。

転んで手をついてしまってギヨン管部分で神経を損傷してしまうことがよくあります。

炎症状態が続いてしまうと神経の損傷度合いが強くなってしまいます。

障害される部位は指に限定されます。指が上手く伸びない、指先が痺れるといった症状が見られます。

 

肘部管症候群

肘の所にある尺骨神経の通り道です。

皮膚の下にすぐに神経があるので肘をぶつけた時のような強い圧迫刺激で指先に電気が走るような痛みが出ます。

損傷の程度が強いと指先にしびれが出て、麻痺が出るようであると指先に力が入らない小指が伸ばせないという症状となります。

肘部管の指先側では尺側手根屈筋腱のところを通ります。

尺側手根屈筋腱の炎症、尺骨神経との癒着などで尺骨神経が傷害されることがあります。

肘のところで手下げカバンを持っている、重い荷物を小指に掛けて長時間持っている、ゴルフやテニスで尺側手根屈筋に過剰なストレスがかかる、などが原因で尺骨神経の障害を受けます。

 

尺骨神経障害のキネシオロジー検査

痺れが出ている部分を触って反応をみます。

尺骨神経障害では痺れが出ているところでは反応がでません。

反応がでる場合はその部分に炎症などの状態があって症状が出ていると考えられます。

反応がでなければ、尺骨神経の走行に沿って体幹に向かって首まで順次触って反応をみます。

ストレス反応がでたところで尺骨神経が障害されています。

反応がでたところを打腱器でたたいてチネルサインのキネシオロジー反応をみます。

ストレス反応がでれば、その部位で尺骨神経が傷害されていることが確認できます。

チネルサインで反応が無ければ尺骨神経は障害されておらず、炎症状態か血流の低下によって症状が起きていると考えられます。

尺骨神経が傷害されやすいギヨン管や肘部管のところでストレス反応が無ければトリガーポイントによる放散痛の可能性があります。

トリガーポイントが解消されると手のしびれなどの症状は改善されていきます。

 

尺骨神経障害の治療

尺骨神経が筋膜と癒着をおこしているために障害されていたり、筋肉の炎症が神経に浸潤していることで症状が起きている可能性がありますので、原因と分かった周囲の筋肉の調整を行っていきます。

血流が原因であるという反応があった場合はリンパマッサージを行って血流を良くしていくようなアプローチを行います。

2,3回施術を行っても改善が見られないようであれば超音波療法を行って神経の回復を促していきます。

損傷した神経の回復にはビタミンB12の投与が効果的です。

病院で治療を受けるとビタミンB12を処方してもらうことが多いです。

病院との治療とともに丸山カイロプラクティクでのアプローチを行うと効果的であると思います。

 

尺骨神経障害の症状が進行してしびれから痛みに変わり麻痺になってしまうと回復が困難になってきます。

早目に適切な対処をしていくことをお勧めします。

 

 

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正中神経による手の痺れや麻痺

2017/08/21

手の親指、人差し指がしびれている、感覚がおかしい。

コップを持つ手に力が入らない、ドアノブを回すのに力が入らない、ビンの蓋が開かない。

そのような症状はもしかすると正中神経の障害による痺れや麻痺が原因かもしれません。

痺れの感覚や手の力の入りずらさはちょっとした神経の圧迫や血流の低下による一過性のものかもしれません。

しかし、2,3日以上続くようであれば注意が必要です。

注意が必要な正中神経による手の痺れ

痺れがある時は主に神経が圧迫されて神経の血管の血流が阻害されている状態です。

軽い炎症が起きているかもしれません。

このしびれ感が感覚過敏や痛みに変わったら神経組織が損傷し始めている可能性があります。

障害されている場所にもよりますが、正中神経が支配している手の筋肉の麻痺に進行してしまう恐れがあります。

早目にきちんと対処したほうが良いと思います。

正中神経障害による手の痺れや感覚低下を起こす場所

手のしびれと神経

 

 

 

 

 

 

 

水色の正中神経領域にしびれ感や感覚低下を起こします。

親指から3本だけしびれている感じがあるという場合は正中神経障害である可能性が高いです。

正中神経が障害されやすい場所

手首の手根管部分と肘の近くの円回内筋の部分で圧迫などによって障害されます。

その他の部位では外傷による損傷やガングリオン、腫瘍による圧迫炎症によって障害されます。

 

正中神経が障害される要因

外傷や腫瘍などによる正中神経の障害以外は筋肉の好ましくない状態での

反復運動やストレッチ負荷、作業姿勢などでの圧迫があると正中神経が圧迫されて障害されます。

整体師さんやマッサージ師さんが施術の際に手根管部分の圧迫が続くことで手根管症候群による正中神経が障害されることがあります。

パソコンでの入力作業などで手根管部分が圧迫されておこることもあります。

理容師さんやピアニスト、調理師さんがフライパンを振ることなどによる腱鞘炎が原因で手根管症候群による正中神経障害や円回内筋による正中神経障害(円回内筋症候群、前骨間筋症候群)になることもあります。

 

正中神経障害のキネシオロジー検査

手の痺れや痛みのある場所をイメージします。

神経障害によるしびれの場合はその場所に原因が無いのでストレス反応がでません。

「手のしびれの原因がわかりますか?」と自分自身に問いかけるキネシオロジー検査を行い反応をみます。手先から首まで正中神経に沿って触りながらその都度反応を見ていきます。反応が反転した場所に障害があります。

障害されている神経は叩くような刺激でストレスを受けますので打腱器でたたいてストレス反応をみます。

正中神経の圧迫を受けやすい手根管部分、円回内筋部分とキネシオロジー検査で反応があった場所をたたきます。

ストレス反応があればその場所で正中神経が障害されています。

次に障害れている場所を手で触った状態でロキソニンを持ちます。

反応が反転したら炎症状態であると確認できます。

抗ヒスタミン薬やセロトニンで反転すれば血流の低下が起きています。

それぞれの検査の反応を総合評価して正中神経の障害の原因を特定していきます。

 

正中神経障害の治療

血流の低下が反応に出ていればリンパマッサージなど血流を改善するようなアプローチを行います。

筋肉の障害の状態を確認して筋膜障害やトリガーポイント、筋紡錘や腱紡錘のセンサーの調整を行っていきます。

筋肉の障害では神経圧迫の要素が継続しているために筋肉の障害を改善しないと神経障害が改善されないことが多いのです。

 

手のしびれや麻痺は正中神経が原因であるとは限りません。

筋肉のトリガーポイントからの放散痛や胸郭出口症候群などによる神経障害である可能性もあります。

何が原因となっているのかをきちんと確認することが大切です。

手の痺れや麻痺などの障害の原因を確認するのにキネシオロジー検査はとても有効です。

なかなか改善しない手の痺れなどでお悩みの方は東村山市の丸山カイロプラクティックにお気軽にご相談ください。

 

 

 

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末梢神経障害による手の痺れや麻痺

2017/08/21

手の感覚や運動をつかさどる末梢神経に障害が起きると手の痺れや麻痺を引き起こします。

手の末梢神経には正中神経、尺骨神経、橈骨神経があり、それぞれの神経が支配している手の運動ができなくなったり、支配している感覚の低下やしびれ感が出ます。

末梢神経が傷害される原因

神経の圧迫や急激な牽引、慢性的な炎症、細菌感染、化学物質や重金属類などの毒素によって末梢神経が傷害されます。

外傷などの怪我で神経が断裂してしまうと自然回復ができない状態となってしまい神経の再建手術が必要になってきます。

風邪などの感冒後や体調を崩したあとの2,3日~1週間ぐらいのころに手の感覚異常や力が入らなくなるなどの症状が出る場合は細菌やウィルスによる神経障害が考えられます。

細菌感染による場合は病院に行っても原因に気づいてくれることが少ないため、回復しないケースが多いです。漢方薬やサプリメントなどで免疫力が高まった時に自然と回復することも稀にあります。

変な姿勢で寝ていて神経が圧迫されることで痺れや麻痺が生じることもよくあります。

多くの場合には10分から1時間以内に症状はなくなりますが、炎症状態になってしまっていると痺れが残り、神経損傷の状態となってしまっていると麻痺が残ります。

麻痺の場合は早目に対処しないと予後が悪くなりやすい傾向にあります。

丸山カイロプラクティックでは末梢神経が傷害されている原因をキネシオロジー検査でどこがどのように悪いのかを確認していっています。

 

末梢神経障害での感覚異常が現れる部位

 

手のしびれと神経

 

 

末梢神経障害ではそれぞれの感覚を支配している部位に感覚異常を生じます。

特定の部位のみにしびれ感や感覚低下などがあるとある程度障害されている神経を特定できます。

 

正中神経障害

正中神経は、母指(親指)から環指母指側1/2までの掌側の感覚を支配し、前腕部では前腕の回内や手首の屈曲(曲げること)、手指の屈曲、さらに手部では母指の付け根の筋肉(母指球筋)などを支配しています。

 

感覚障害は上図の正中神経支配領域に生じます。

掌側の親指からてのひら中指ぐらいまでしびれ感や感覚低下を起こします。

指の屈筋の筋力低下を起こしやすく、ビンを開けたり、コップを握ったりする時に力の入りずらさを感じることがあります。

 

神経が絞扼圧迫される場所によって筋力低下がおきる場合としびれなどの感覚低下がおきる場合などの違いがあります。

 

手首の手根管部分で正中神経が障害されると手根管症候群、肘の付近で正中神経が障害されると円回内筋症候群または前骨間筋症候群と呼ばれる症状となります。

 

手をよく使うピアニストなどの楽器演奏者や理髪師、工具を使う大工さんなどに良く起きる傾向にあります。

最近ではパソコンのキーボード入力で起きるケースも多くあります。

正中神経障害の原因

転んで手をついた時に手根管部分を障害してしまうことがあります。

パソコンのキーボード作業やピアノの演奏などで起きた腱鞘炎が神経を障害する場合もあります。

テニスやゴルフ、野球でのピッチングで変化球を投げることで円回内筋が障害されて正中神経が障害されることがあります。

女性はホルモンの関係で手根管部分にむくみができやすく、月経周期やホルモンバランスの乱れによって正中神経が障害されることがあります。

筋力の弱い女性が肘の部分で重い荷物を持ち続けていると神経が圧迫されて障害が起きることがあります。

 

丸山カイロプラクティックではキネシオロジー検査で正中神経がどこでどのように障害されているのかを確認していきながら施術を勧めています。

正中神経障害の治療

病院などでの治療はステロイド注射やビタミン剤の処方をされることが多いようです。

抗炎症剤の湿布の処方で対応するのみのところもあるようです。

丸山カイロプラクティックでは正中神経障害の主な原因は神経と筋膜の癒着や血流の不良による浮腫であると考えています。

筋膜などの筋肉の障害を改善していくことと、浮腫の原因を改善していくことで正中神経障害にアプローチしていきます。

 

尺骨神経障害

尺骨神経は、小指と環指小指側1/2の掌背側の感覚と前腕の尺側の感覚を支配し、前腕部では手首の屈曲(曲げること)、手指の屈曲、さらに手部では母指(親指)の付け根の筋肉(母指球筋)以外の手の中の筋肉のほとんどを支配しています。

 

尺骨神経障害では上図の尺骨神経支配領域に感覚障害がおこります。

小指側にしびれ感や感覚低下を起こします。

母指球筋の筋力低下がおきると紙などを親指で挟む力が低下します。

 

尺骨神経障害には手首から掌底の間にあるギヨン管という神経と血管の通り道で障害されるギヨン管症候群と肘のあたりでの尺骨神経の通り道である肘部管で障害される肘部管症候群があります。

 

尺骨神経障害の原因

パソコンのキーボード作業で手首の小指側が常にテーブルに当たっていたり、ロード万タイプやマウンテンバイクタイプの自転車に乗っていることで圧迫されて症状が起きることがあります。

転倒した時に手をついてギヨン管や神経が傷害されることがあります。血流が悪い人などは瘢痕組織が残りやすく予後が悪いです。

また、肘を強く曲げた状態で手指を動かすようなことで肘部管症候群を発症してしまうこともあります。

女性が買い物などで肘のところでカバンや荷物などを持っていて発症することもあります。

 

丸山カイロプラクティックではキネシオロジー検査で尺骨神経がどこでどのように障害されているかを確認して施術を行っています。

尺骨神経障害の治療

キネシオロジー検査で炎症反応がある場合は炎症状態を起こしている筋肉を調整していきます。筋肉の使い方が好ましくないため炎症状態が続いてしまっていると想われます。

筋膜と神経の癒着状態となってしまっていることもありますので、筋膜の反応がでる場合は筋膜リリースなどで筋膜の調整を行って神経の回復を阻害する要因を問い除いていきます。

橈骨神経障害

橈骨神経は腕の付け根付近から肘を通り、手の親指側までを走行する神経です。

橈骨神経のはたらきには(1)上腕三頭筋の働きによって肘関節を伸ばすこと、(2)上腕二頭筋と協力して肘関節を収縮すること(腕橈骨筋の収縮による)、(3)手首と手指を伸ばすこと、があります。

感覚領域は手の背部で親指、人差し指とそれらの間の水かき部を支配しています。

感覚障害は上図の橈骨神経支配領域にしびれや感覚低下などがおこります。

橈骨神経障害では麻痺を起こしやすく、手首を反らすことができない下垂手となってしまうことがあります。

手首が上がらない下垂手

手首を反らすことができない状態になってしまったら橈骨神経障害を疑います。

橈骨神経麻痺では神経を修復することを妨げる要素が多いため適切な処置を行わないと回復しずらい末梢神経障害です。

 

橈骨神経障害の原因

橈骨神経の長時間の圧迫や炎症、牽引による障害によっておこります。

変な寝方をして腕の部分で橈骨神経が圧迫されて起きてみると手首がだらーんと下がってしまって力が入らないということがよくあります。

女性が重い荷物を肘のあたりで下げていることでも起こることがよくある障害です。

多くの場合は血流の低下による一過性の症状です。

起きた時に急な手の動かし方をした際に神経が牽引されて橈骨神経が傷害されてしまうことがあります。橈骨神経の損傷の程度によって回復に時間がかかります。

1,2日経っても回復しない場合は回復を阻害する要素があると考えられます。早目の処置が大切です。

転倒や外傷による障害では損傷の度合いによって回復時間が様々です。

橈骨神経障害は回復を妨げる要素が強いため適切なアプローチを行わないと予後が悪い傾向にあります。

 

丸山カイロプラクティックではキネシオロジー検査で橈骨神経がどこでどのように障害されているのかを確認して施術を行っています。

 

橈骨神経障害の治療

病院ではステロイド注射やビタミン剤の処方が行われることが多いようです。

牽引によって生じた橈骨神経麻痺ではビタミンB12を処方すると神経の回復が早まるので病院での治療とカイロプラクティックのアプローチを並行して行うと効果的であると思われます。

肘より上の部分での神経の障害の場合は神経と膜組織の癒着が生じてしまっている場合があります。筋膜の調整などを行って膜組織との癒着の改善をすることで回復を妨げている要因を取り除きます。

肘より下の部分での神経の障害の場合は回外筋による神経組織の圧迫や癒着が主な原因です。

回外筋の障害を調整することで橈骨神経障害の回復がされていきます。

 

末梢神経障害の治療期間

末梢神経障害では治療を行っても神経の修復に時間がかかるので症状はすぐにはなくならないことが多くあります。

神経の修復は1日に1mm~2mm程度のスピードで行われます。

回復を妨げる要素がなければ、手首部分での障害の場合は2週間程度、肘部分での障害の場合は1ヵ月~2か月、肘より上での障害の場合は3か月程度かかることがあります。

 

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