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伸張反射と筋紡錘のセンサーエラー

2016/06/17

伸張反射とは,筋が受動的に引き伸ばされると,その筋が収縮する反射をいいます。

 

この時同時に収縮する筋肉の反対の筋肉(拮抗筋)は反射的に弛緩します。

 

この反射は脳からの指令ではなく、脊髄を介した反射です。

 

筋肉が伸ばされた状態になると速やかに収縮して反射的に体勢を維持できるような仕組みになっています。

伸張反射

 

 

筋肉が伸びると筋紡錘が伸長されます。

 

その情報は1a求心性ニューロンによって脊髄に伝わります。

 

脊髄の中で主動筋に収縮指令を伝達するα運動ニューロンと協力筋へのα運動ニューロンに伝わり、主動筋と協力筋を収縮させます。

 

それと同時に、拮抗筋のα運動ニューロンに対する1a抑制性介在ニューロンに伝わります。

 

 

1a求心性ニューロンの情報伝達が抑制されるので拮抗筋のアルファー運動ニューロンによる収縮指令が伝わらないので拮抗筋は弛緩します。

 

この一連の反射活動によって上の図の場合、速やかに膝が曲がることができます。

 

 

筋肉の障害を引き起こす筋紡錘のセンサーエラー

筋紡錘のセンサーにエラーがあると間違った指令で筋肉が動くため、障害を起こしたり、充分な能力が発揮できなくなります。

筋紡錘が働かない状態では筋肉に力が十分に入らず、筋力が弱化していきます。

筋紡錘が過剰に働いている状態ではちょっとしたストレッチで筋肉が収縮状態を続けてしまい、血流が悪くなって筋肉の炎症や痛みなどを生じやすくなります。

筋紡錘のセンサーエラーの検査

キネシオロジー検査でセンサーのエラーがあるかどうかを確認します。

筋紡錘が働かないように筋肉を縮めたり、また逆に働くように筋肉を伸ばしたりします。

ストレス反応がでればその方向に対しての筋紡錘のセンサーエラーがあります。

筋紡錘のセンサーエラーの調整

検査で出たストレス方向と反対の方向に刺激を10回程度加えます。

センサーが調整されて筋肉が正常に働くようになります。

 

 

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住所:東京都東村山市秋津町5-12-13  シバタビル1F
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条件反射学とは

2016/06/15

 

条件反射学とは条件反射が起こる仕組みを追究する学問です。

 

なぜ、その条件反射がおきたのか?

どのようにして、その条件反射がおきるのか?

どこでその条件反射が起こるのか?

どのようにするとその条件反射が起こらなくすることができるのか?

 

などを追究、探求していきます。

 

丸山カイロプラクティックでの条件反射とは

『あらゆる現象(結果)がおこるための反射的な反応を条件反射である』

と、定義します。

 

条件反射はある種の『法則』や『真理』に従って反応します。

 

真理や法則に照らし合わせることでどうしてその結果となったのか、条件反射反応が起きたのかを追究します。

 

例えば、なぜ自分の腰に痛みがでるのかを考えるとします。

 

腰痛の原因は様々です。これはハインリッヒの法則にしたがいます。

 

無数にある要因の中から、椅子から立ち上がる際に痛みがあるという結果の条件反射を探します。

 

ゆっくり立ち上がる場合には痛みが出ないのに、素早く立ち上がろうとすると痛みが出るとすると、動きの速さに関する何かが条件反射として働いています。

 

動きの速さに関係する体のセンサー組織として筋紡錘と腱紡錘があります。

 

筋紡錘や腱紡錘のセンサーを調整することで痛みがなくなれば筋紡錘・腱紡錘の条件反射エラーが腰痛の原因であったということがわかります。

 

筋紡錘・腱紡錘は侵害刺激によっても反応します。

 

調整を行っても痛みが出る場合は侵害刺激がある可能性も考えます。

 

椎間板、椎間関節、筋膜など、侵害刺激を発生する要因があると推測できます。

 

もしかすると痛みにたいする思考が侵害刺激になっている場合もあるます。

 

それらを一つ一つ潰していくことで、なぜ腰痛の条件反射がおきたのかがわかることができます。

 

腰痛がおきる原因がわかると、腰痛を予防する要因もおのずとわかってきます。

 

 

 

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屈曲反射

2016/06/15

屈曲反射は侵害反射の反射反応で、侵害刺激を受けたときに肢の屈筋が収縮して、その拮抗筋(伸筋)に抑制がかかる反射です。

 

侵害反射についてはこちらを見てください。

 

侵害反射

 

 

足の裏で画びょうを踏んでしまった場合、その痛みの侵害刺激から速やかに逃避するように屈筋を収縮させて、その拮抗筋である伸筋を抑制(弛緩)します。

 

このような逃避反射は気が付いていないだけでよくある現象です。

 

例えば、膝に痛みを感じている人は、膝の痛みによる反射で膝の後ろ側の筋肉(屈筋)が収縮してその拮抗筋(太もも前面の筋肉の伸筋)である大腿四頭筋が抑制されます。

 

これによって膝が曲がった状態の逃避姿勢になります。

 

 

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侵害反射

2016/06/15

侵害反射とは痛みをもたらしたり、組織の損傷を起こしたりするような刺激が与えられた時に生じる反射反応です。

 

侵害刺激とは痛みをもたらし、組織の損傷を引き起こすような刺激のことをさします。

 

侵害刺激による痛覚の受容は機械的受容器、運動受容器、および多種類受容器(機械的、熱的、化学的など多様な刺激に応じるもの)によって行われます。

 

侵害刺激を感知した情報は脊髄に伝わり、刺激側の肢の屈筋を支配する運動神経細胞群を興奮させ、同時に伸筋を支配する運動神経群を抑制します。

 

この反射を屈曲反射といいます。

 

これの結果として肢を屈曲して危険から身を守る反射運動がおこります。

侵害反射

 

 

害刺激の情報はAδ線維とC線維によって伝えられます。

 

Aδ線維とC線維からの情報は脳にも伝えられます。

 

その結果、発現が早くて持続性の短い「鋭い痛み」と、発現が遅くて持続性の長い「鈍い痛み」を感じます。

 

二次的に自律性の反射も引き起こされることがあります。

 

自律性の反射というのは内臓の反射反応です。

 

心臓の鼓動が早くなったり、呼吸が早くなったり、呼吸に抑制がかかったり、内臓の活動が過剰になったり、内臓の活動が低下します。

 

強く背中をたたかれて、一瞬呼吸が止まるのはこの二次的な自律性反射によるものです。

 

侵害反射は肢以外でも起こります。

 

背中を思いっきり叩かれたときに、叩かれた方の背中を反らせるような反射反応が起こります。

 

侵害刺激を受けた側の筋肉が収縮します。そして反対側の筋肉が抑制されます。

 

その結果、痛みの発生した場所をするための逃避姿勢が生まれます。

 

体をなじるように反らす姿勢となります。

 

腰の周囲で侵害刺激があればぎっくり腰を起こした時と同じ姿勢になるような反射行動が起こります。

 

 

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急性腰痛の原因

2016/06/13

急性腰痛は腰の組織の損傷による急性炎症状態の場合と反射性筋収縮による場合があります。

 

ズキッとした痛みから24時間以内に強い痛みを感じた場合は急性腰痛だと考えられます。

 

傷害された場所と程度によってズキッとした痛みを感じてすぐに立てなくなるぐらいの強い痛みになる場合と、だんだん痛くなって翌朝起きたときに激痛となる場合に分かれます。

 

腰を動かしたり、腰回りの筋肉に力が入るたびに立てなくなるような激痛が走る場合は反射性筋収縮である可能性が高いです。

 

反射性筋収縮は足がつる現象と同じだと考えてください。

 

何かしらの刺激が加わるたびに腰の筋肉がつったように緊張してしまいます。

 

傷害される場所は筋肉、関節周囲の組織、椎間板、神経、血管など様々です。

 

急性腰痛の治療を受ける場合は、最初の痛みが

 

・どのような姿勢の時に

・どのような力を入れたときに

・どのような方向に力を入れたのか

・どのような体の疲労状態だったのか

 

などの事を良く覚えておくことが大切です。

 

障害が残ってしまった場合に損傷した場所にアプローチしない限り腰痛から逃れられない傾向にあります。

 

反射性筋収縮の場合はその反射を取り除けばその場でつらい痛みの状態はなくなります。

 

炎症状態がある場合は炎症状態の治癒過程と同様の経過をたどって改善していきます。

 

打撲や捻挫などの外傷のように3~4日間痛い状態が続き、その後だんだんと痛みが軽くなって約1週間ぐらいで痛みの状態から解放されます。

 

急性期の炎症の場合の対処法で大切なのが冷やすことです。

 

氷嚢などで冷やすと良い効果が期待できます。

 

冷シップや抗炎症作用のある湿布をしてその上から冷やすとよりよい効果が期待できます。

 

市販の湿布で温湿布と冷シップがありますが、その違いについてはこちらを参考にしてください。

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ゴルジ腱器官(腱紡錘)システム

2016/06/13

 

ゴルジ腱器官(腱紡錘とは)

 

腱紡錘

ゴルジ腱器官は筋-腱移行部に存在し、骨格筋の張力(引っ張られ具合)を感受して中枢に伝える装置です。

筋肉が収縮すると刺激されて(伸ばされる)筋肉の収縮を抑制します。

これによって骨と筋肉の付着部分の剥離や筋肉の断裂を防ぎます。

 

 

 

 

ゴルジ腱器官の情報伝達システム

 

ゴルギ腱器官の促進・抑制経

腱紡錘からの情報(筋肉の引っ張られ具合)は1b線維と通して中枢に伝えられます。

 

腱紡錘が反応すると主動筋(動かそうとする筋肉)を抑制し、同時に協力筋(同じような作用をする筋肉)も抑制します。

 

さらに、拮抗筋(主動筋と反対の働きをする筋肉)を促進(緊張)させます。

 

この促進と抑制の働きを相反性促通といいます。

 

これによって骨格筋が損傷することを防いでいます。

 

 

 

 

Ⅰb線維
・ゴルジ腱紡錘から中枢に向かう(求心性)神経線維であり、骨格筋の張力(引っ張られ具合)を中枢に伝えます

 

ゴルジ腱器官の特徴

 

筋線維の束と腱の移行部にあり、錘外筋線維に対して直列配置されていおる張力受容器であり、腱の伸長によりα運動ニューロンを抑制する。閾値は高い。

 

ゴルジ腱器官の閾値
・外力での筋の伸展 閾値(5~200g)
・筋収縮による張力 閾値(0.3~3g)

 

瞬発的な強い力を出そうとしたときに、閾値を超えてしまうことがあります。

 

そのような場合は1b抑制が効かないため筋肉の過剰な収縮となってしまい、組織を損傷してしまいます。

 

思いっきり飛ばそうとして力んだスイングによる急性腰痛、野球でのスイングによる急性腰痛、ボールを思いっきり投げたときに肩を痛める、重いものを一気に持ち上げようとした時のぎっくり腰、腕相撲での骨折などはゴルジ腱器官の機能がうまく働いていないことが原因である場合がほとんどです。

 

1b抑制とは、

筋の持続的伸張などでゴルジ腱器官を興奮させることにより、Ⅰb線維を介して目的とする筋の緊張が低下するという現象のことをいいます。

 

Ⅰb抑制:筋をゆっくりと大きく伸張する
→腱紡錘が反応してⅠb線維に刺激を送る
→その刺激が脊髄を通りγ線維を介して伸張した筋に抑制的に働く
→伸張した筋が弛緩する

 

1b抑制の状態依存反射反転

 

体の状態によって抑制したり、抑制を抑制(抑制しない)します。

筋肉が活動状態では1b抑制が働いて、筋肉の収縮を抑制します。

筋肉が安静状態の時は1b抑制を抑制して、筋肉が収縮します。

活動状態と安静状態は脳からの下降性の指令が影響します。

1b抑制と状態依存反射2

好ましくない腱紡錘の状態になっていると、ぎっくり腰や寝違え、足がつるなどの急性の痛みの出る症状を引き起こす原因となります。

また、立ち上がる時に腰に痛みが出るといった症状の原因にもなります。

 

体がうまく動かないことを感じたら、腱紡錘を調整することが必要かもしれません。

 

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