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侵害刺激とは

2016/06/25

身体に対して傷害性のある刺激を侵害刺激といいます。

 

侵害刺激には機械的刺激、熱刺激、化学的刺激があります。

 

打撲や筋肉などの組織の過度の伸張は機械的刺激になります。

 

炎症を起こすと発熱による熱刺激と化学的刺激が生じて痛みとして感じられます。

 

筋肉は虚血、局所の圧上昇や侵害受容性の化学刺激に反応します。

 

血流が減少している筋肉を収縮させると、侵害刺激を加えなくても、痛みが生じます。

 

侵害刺激による反射については侵害反射を参照してください。

 

 

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住所:東京都東村山市秋津町5-12-13  シバタビル1F
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神経線維の分類と機能

2016/06/25

神経の伝達速度の違いによってA、B、Cに分けられています。

 

さらにAの中にも速いものから遅いものまであり、速い順にAα、Aβ、Aγ、Aδに分けられています。

 

感覚神経(求心性神経)については、その太さによってⅠ~Ⅳに分類されています。

 

さらに、Ⅰは発信元の受容器の違いにより、ⅠaとⅠbに分けられています。

 

Ⅰaの受容器は筋紡錘です。

 

Ⅰbの受容器は腱紡錘です。

 

遠心性神経(運動神経)には骨格筋に行く速度の速いAαと、骨格筋の筋紡錘に行く速度の遅いAγの2種類があります、

 

遠心性神経だけを言い表すので骨格筋に行く神経をα運動ニューロンといいます。

 

これに対して筋紡錘に行くAγをγ運動ニューロンといいます。

神経線維の分類

筋紡錘とつながる神経線維(1a、Ⅱ、γ)

 

<求心性神経線維>

Ⅰa線維

 

・筋が収縮しているときに、その伸びた長さと伸びる速さを中枢に伝える。

 

・脊髄内で同一の筋束を支配するα運動ニューロンとシナプスを形成し、反射弓を構成する。

 

Ⅱ線維

・伸ばされた筋が動かずにそのままの状態にあるときに働く。

 

<遠心性神経線維>

γ線維

・γ運動ニューロンとも呼ばれ、錘内筋線維の収縮を支配するものです。

・これが働かないと、筋肉が収縮しても筋紡錘は収縮せず、筋長検出器としての機能を失ってしまいます。

・したがって、一般には種々の運動において、γ運動ニューロンと下記のα運動ニューロンの活動は併行して起こります

 

αγ連関

α線維の働きで筋収縮が起きている時、筋紡錘内にある筋線維(錘内筋)は相対的に緩んでしまいます。

 

すると伸展刺激を十分に受容できない→伸張反射が働かないで筋肉は収縮できない

 

そこでγ線維によって錘内筋を同時に収縮させることで、筋紡錘の働きを保つことができるようになっています。

 

このような仕組みをαγ連関といいます。

 

α線維

α運動ニューロン、α運動線維とも呼ばれ、筋線維を支配し(遠心性)、実際の筋収縮を発生させます。

 

<ゴルギ腱器官につながる1b線維>

 

ゴルジ腱器官は筋-腱移行部に存在し錘外筋線維に対して直列配置されています。

 

骨格筋の張力を感受して、中枢に伝える装置です。

 

腱の伸長によって作動してα運動ニューロンを抑制します。閾値は高い。

 

Ⅰb群線維:ゴルジ腱器官の感覚線維はⅠb群線維。

 

・外力での筋の伸展 閾値(5~200g)

 

・筋収縮による張力 閾値(0.3~3g)

 

このことは一気に強い力を発揮しようとした時にはゴルジ腱器官が作動しないことがあることを意味しています。抑制が効かないために過剰な筋収縮を引き起こします。

 

Ⅰb線維

・ゴルジ腱紡錘から中枢に向かう(求心性)神経線維であり、骨格筋の張力(引っ張られ具合)を中枢に伝えます。

 

<1a抑制と1b抑制>

1a抑制

目的筋を大きな速度で伸張すると筋紡錘が反応してⅠa線維に刺激を送ります。
その刺激が脊髄を通りα線維を介して拮抗筋に抑制的に働き拮抗筋が弛緩します。

1a抑制

Ⅰb抑制

筋をゆっくりと大きく伸張するすると腱紡錘が反応してⅠb線維に刺激を送ります。
その刺激が脊髄を通りγ線維を介して伸張した筋に抑制的に働き伸張した筋肉が弛緩します。

1b抑制

 

「筋」紡錘は拮抗筋を抑制し、「健」紡錘は自筋(目的筋)を抑制します。

 

 

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反射性筋収縮

2016/06/24

反射的に筋肉が緊張状態になってしまいます。

 

反射による収縮のため自分ではコントロールできません。

 

また、反射性のため、強い力を発揮することができます。

 

反射性筋収縮が起こる反射は侵害反射屈曲反射伸張反射によるものです。

 

<ジャンプをする際の反射性筋収縮>

 

ジャンプの伸張反射

ジャンプをする際にちょっと沈み込むように膝を曲げます。

 

そしてその反動を利用してジャンプします。

 

これは伸張反射を利用したものです。

 

 

膝が曲がると大腿四頭筋が瞬間的に伸ばされます。

 

すると伸張反射で大腿四頭筋が収縮します。

 

同時にハムストリングの収縮が抑制されます。

 

これによって速やかに膝が伸びます。

 

つまりジャンプをする動きになるわけです。

 

筋肉を伸ばすことによって反射的に収縮させて強いジャンプ力を発揮します。

 

<ぎっくり腰の際の反射性筋収縮>

 

もちあげ動作2

 

このような姿勢で荷物をもちあげようとする時、腰の筋肉は伸びている状態です。

 

もちあげる際に伸びた脊柱起立筋や腰方形筋は伸張反射によって収縮します。

 

同時に大腰筋は抑制されます。

 

 

 

 

 

のけぞりぎっくり腰

 

大腰筋の抑制と脊柱起立筋、腰方形筋の過収縮によってイラストのようにのけぞるような姿勢になってしまいます。

 

過収縮によって筋肉の付着部の傷害や椎間関節が傷害されて痛みを出します。

 

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ドローイン呼吸法

2016/06/24

ドローイン呼吸法とはドロー(引っ込める)+イン(中へ)で、呼吸の際におなかを引っ込ませる呼吸法のことを言います。

 

呼吸は息を吐く呼気と息を吸う吸気から成り立っています。

 

呼吸のやり方には吸気の際にエネルギーを使う呼吸法と呼気の際にエネルギーを使う呼吸法があります。

 

ドローイン呼吸法は積極的に呼気の際にエネルギーを使う呼吸法なのです。

 

<呼吸の仕組み>

呼吸

 

 

 

吸気の際に横隔膜が下がり、空気が肺に入っていきます。

 

呼気の際に横隔膜が上がり、肺の空気が外に出ていきます

 

 

 

 

 

 

<吸気にエネルギーを使う呼吸法>

呼吸吸気

 

吸気の際におなかが膨らみます。

 

この動きが横隔膜を下げる力を補助して楽に空気が肺に入ってくるようになります。

 

伸展した腹部の力を抜くことによって腹部が縮まり、横隔膜が上に上がって肺の空気が外に出やすくなります。

 

吸気(おなかを膨らませる)の時にエネルギーを使って、呼気の際にはほとんどエネルギーを使いません。

 

<呼気にエネルギーを使う呼吸法>

呼吸呼気

 

呼気の際におなかを引っ込ませることで横隔膜が上がり、肺の中の空気を外に出します。

 

引っ込ませたおなかの力を抜くことによって横隔膜が下がり空気が入ってきます。

 

呼気の際(おなかをひっこめる)にエネルギーを使って、吸気の際にはほとんどエネルギーを使いません。

 

 

 

<吸気にエネルギーを使う呼吸法の利点と欠点>

 

利点はおなか筋肉の伸張反射を利用しているので吸気の際にもエネルギーはあまり使いません。楽なんです。

 

欠点はエネルギーをあまり使わないので脂肪が蓄積しやすいことです。内臓にも圧がかからないために内臓の活動も低下しやすくなります。エネルギーを消費しないことはポッコリおなかの原因になります。

 

おなかが伸展する際には筋肉が弛緩します。

 

筋肉の弛緩にはマグネシウムなどのミネラルが必要で、マグネシウムが不足していると筋肉が弛緩するためのエネルギーを作り出すことができないので、エネルギー不足によって細胞が壊死してしまいます。

 

この壊死した細胞の集まりがセルライトです。

 

<呼気にエネルギーを使う呼吸法の利点と欠点>

欠点はおなかをひっこめることにエネルギーを使うと疲れるということです。

 

利点はエネルギーを使うということで脂肪を燃焼して痩せやすくなることです。

 

また、おなかをひっこめることで腹圧がかかり、内臓が活性化します。

 

体幹がサポートされるために、腰痛の予防や改善に役立ちます。

 

<丸山カイロプラクティックからのアドバイス>

 

楽なことを続けていると組織は退化します。

 

腹筋は腹部の体幹の維持をサポートする筋肉です。

 

呼吸のたびに腹筋を退化させていくよりは、呼吸するたびに腹筋が活性化していくという事のほうが有意義であると思います。

 

ぜひ、呼気にエネルギーを使う呼吸法を習慣化するようにしてみてください。

 

<ドローイン呼吸法のやり方>

息を吐くときにおなかをへっこませます。

そして力を抜くことで自然と空気が入っていきます。

ただこれだけです。

 

この呼吸法は意識していないと楽な方に流されていってしまうためになかなか継続できません。

 

最初はとても苦痛を感じるかもしれません。

 

1日意識して行っていると、2日目にはさほど意識しなくてもできるようになります。

 

2日目もまだしんどいです。

 

3日続けると4日目からしんどさはあまり感じなくなります。

 

1週間続けると息を吐く呼吸法が身についてきます。

 

習慣化するには3週間必要だと思われます。

 

途中、何度も息を吐く呼吸法のことを忘れてしまうと思います。

 

でも、気づいたときに再開してください。

 

きっと身につきます。

 

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腰方形筋

2016/06/24

腰方形筋は腹筋の一つで腰椎の側面から腸骨稜に付着する深層の腹腔後壁を構成する筋肉です。

腰方形筋

<機能>

主な作用は体幹の側屈と体幹の維持です。

 

補助的な作用として腰椎屈曲位では屈曲の補助、腰椎伸展位では伸展の補助を行います。

 

腹腔後壁を構成しているため腹圧維持にも貢献しています。

 

第12肋骨を下制する作用もあります。

 

中殿筋の代償的な作用として骨盤を挙上する作用があります。

 

<腰方形筋のトリガーポイント>

腰方形筋トリガーポイント

 

 

 

腰方形筋のトリガーポイントが活性化していると臀部、股関節、下腹部に痛みが放散します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<腰方形筋と内臓の関連>

腰方形筋は大腸と関連があります。

 

特に盲腸部と深くかかわっています。

 

回盲弁症候群に陥っている場合、腰方形筋の過緊張や筋力低下になりやすくなっています。

 

また、便秘や下痢によっても大腸が刺激されて腰方形筋の機能低下が起こりやすくなります。これは腰痛の原因となります。

 

 

<腰方形筋における二次的症状>

腰方形筋のトリガーポイントによって二次的なトリガーポイントを作り出すことが良くあります。

 

腰方形筋によって二次的トリガーポイントを作り出す筋肉は反対側の腰方形筋、同側の腸腰筋、腰部の脊柱筋があります。

 

まれに、腹斜筋、広背筋に影響を及ぼすことがあります。

 

左右の腰方形筋はお互いにバランスを取り合っていて、ともに腰椎を安定させています。

 

片側に機能異常があれば同様に反対側も機能異常を生じるようになります。

 

大腰筋と腰部の脊柱筋は腰方形筋を助けて腰椎を安定させています。

 

腰方形筋からの侵害反射によって大腰筋、腰部の脊柱筋は反射性収縮を引き起こし、トリガーポイントを生じやすくなります。

 

腰方形筋と腰部の脊柱筋は伴に脊柱の伸展筋です。腰方形筋の伸張反射によって腰部の脊柱筋も反射性収縮を行います。

 

腹斜筋、広背筋は腰方形筋と付着部を同じにしているところがあるので、腰方形筋の付着部に障害があると腹斜筋、広背筋にも影響を及ぼします。

 

 

<腰方形筋における随伴的トリガーポイント>

腰方形筋のトリガーポイントによる痛みの放散部位にある筋肉はその侵害刺激によって収縮しやすい傾向にあり、随伴的にトリガーポイントを形成しやすくなります。

 

腰方形筋による随伴的トリガーポイントを作りやすい筋肉は中殿筋小殿筋があります。

 

 

 

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腸腰筋

2016/06/23

腸腰筋図

腸腰筋は大腰筋と腸骨筋を合わせた総称です。

 

大腰筋は腰椎から股関節(大腿骨)にかけてある筋肉です。

 

腸骨筋は骨盤から股関節(大腿骨)にかけてある筋肉です。

 

腸腰筋は体幹を前面からサポートしている筋肉です。

 

<腸腰筋の働き>

腸腰筋の収縮と前屈

 

 

 

 

下肢を固定した状態で腸腰筋が収縮すると腰部が前屈します。

 

 

 

 

 

 

 

 

腸腰筋で腿上げ

 

 

 

 

 

腰部を固定した状態で腸腰筋が収縮すると腿が上がります。

 

 

 

 

 

 

<腸腰筋と内臓との関係>

 

腸腰筋は経絡およびリンパ反射の関係によって腎臓と関連しています。

 

<大腰筋のトリガーポイント>

大腰筋Trp1大腰筋Trp2大腰筋Trp3

 

 

 

大腰筋のトリガーポイントが活性化すると腰に痛みが出たり、鼠蹊部から太ももにかけて痛みが出ます。

 

 

 

 

<腸腰筋による二次的な障害>

腸腰筋による圧迫

 

鼠蹊部において腸腰筋の過緊張状態による肥大があると神経や血管を圧迫します。

 

大腿動脈は太もも内側や膝に血液を供給しています。

 

圧迫があると内腿の冷え感を感じるようになることがあります。

 

また、膝回りへの血流が低下して膝に障害が出ることがあります。

 

 

 

<鼠蹊部における大腿神経の圧迫>

大腿神経の鼠径部と腸腰筋で

 

 

 

 

 

大腿神経が鼠蹊部で腸腰筋の肥大によって圧迫されると下肢に痛みやしびれなどの感覚障害が出ることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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