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侵害反射

2016/06/15

侵害反射とは痛みをもたらしたり、組織の損傷を起こしたりするような刺激が与えられた時に生じる反射反応です。

 

侵害刺激とは痛みをもたらし、組織の損傷を引き起こすような刺激のことをさします。

 

侵害刺激による痛覚の受容は機械的受容器、運動受容器、および多種類受容器(機械的、熱的、化学的など多様な刺激に応じるもの)によって行われます。

 

侵害刺激を感知した情報は脊髄に伝わり、刺激側の肢の屈筋を支配する運動神経細胞群を興奮させ、同時に伸筋を支配する運動神経群を抑制します。

 

この反射を屈曲反射といいます。

 

これの結果として肢を屈曲して危険から身を守る反射運動がおこります。

侵害反射

 

 

害刺激の情報はAδ線維とC線維によって伝えられます。

 

Aδ線維とC線維からの情報は脳にも伝えられます。

 

その結果、発現が早くて持続性の短い「鋭い痛み」と、発現が遅くて持続性の長い「鈍い痛み」を感じます。

 

二次的に自律性の反射も引き起こされることがあります。

 

自律性の反射というのは内臓の反射反応です。

 

心臓の鼓動が早くなったり、呼吸が早くなったり、呼吸に抑制がかかったり、内臓の活動が過剰になったり、内臓の活動が低下します。

 

強く背中をたたかれて、一瞬呼吸が止まるのはこの二次的な自律性反射によるものです。

 

侵害反射は肢以外でも起こります。

 

背中を思いっきり叩かれたときに、叩かれた方の背中を反らせるような反射反応が起こります。

 

侵害刺激を受けた側の筋肉が収縮します。そして反対側の筋肉が抑制されます。

 

その結果、痛みの発生した場所をするための逃避姿勢が生まれます。

 

体をなじるように反らす姿勢となります。

 

腰の周囲で侵害刺激があればぎっくり腰を起こした時と同じ姿勢になるような反射行動が起こります。

 

 

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急性腰痛の原因

2016/06/13

急性腰痛は腰の組織の損傷による急性炎症状態の場合と反射性筋収縮による場合があります。

 

ズキッとした痛みから24時間以内に強い痛みを感じた場合は急性腰痛だと考えられます。

 

傷害された場所と程度によってズキッとした痛みを感じてすぐに立てなくなるぐらいの強い痛みになる場合と、だんだん痛くなって翌朝起きたときに激痛となる場合に分かれます。

 

腰を動かしたり、腰回りの筋肉に力が入るたびに立てなくなるような激痛が走る場合は反射性筋収縮である可能性が高いです。

 

反射性筋収縮は足がつる現象と同じだと考えてください。

 

何かしらの刺激が加わるたびに腰の筋肉がつったように緊張してしまいます。

 

傷害される場所は筋肉、関節周囲の組織、椎間板、神経、血管など様々です。

 

急性腰痛の治療を受ける場合は、最初の痛みが

 

・どのような姿勢の時に

・どのような力を入れたときに

・どのような方向に力を入れたのか

・どのような体の疲労状態だったのか

 

などの事を良く覚えておくことが大切です。

 

障害が残ってしまった場合に損傷した場所にアプローチしない限り腰痛から逃れられない傾向にあります。

 

反射性筋収縮の場合はその反射を取り除けばその場でつらい痛みの状態はなくなります。

 

炎症状態がある場合は炎症状態の治癒過程と同様の経過をたどって改善していきます。

 

打撲や捻挫などの外傷のように3~4日間痛い状態が続き、その後だんだんと痛みが軽くなって約1週間ぐらいで痛みの状態から解放されます。

 

急性期の炎症の場合の対処法で大切なのが冷やすことです。

 

氷嚢などで冷やすと良い効果が期待できます。

 

冷シップや抗炎症作用のある湿布をしてその上から冷やすとよりよい効果が期待できます。

 

市販の湿布で温湿布と冷シップがありますが、その違いについてはこちらを参考にしてください。

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ゴルジ腱器官(腱紡錘)システム

2016/06/13

 

ゴルジ腱器官(腱紡錘とは)

 

腱紡錘

ゴルジ腱器官は筋-腱移行部に存在し、骨格筋の張力(引っ張られ具合)を感受して中枢に伝える装置です。

筋肉が収縮すると刺激されて(伸ばされる)筋肉の収縮を抑制します。

これによって骨と筋肉の付着部分の剥離や筋肉の断裂を防ぎます。

 

 

 

 

ゴルジ腱器官の情報伝達システム

 

ゴルギ腱器官の促進・抑制経

腱紡錘からの情報(筋肉の引っ張られ具合)は1b線維と通して中枢に伝えられます。

 

腱紡錘が反応すると主動筋(動かそうとする筋肉)を抑制し、同時に協力筋(同じような作用をする筋肉)も抑制します。

 

さらに、拮抗筋(主動筋と反対の働きをする筋肉)を促進(緊張)させます。

 

この促進と抑制の働きを相反性促通といいます。

 

これによって骨格筋が損傷することを防いでいます。

 

 

 

 

Ⅰb線維
・ゴルジ腱紡錘から中枢に向かう(求心性)神経線維であり、骨格筋の張力(引っ張られ具合)を中枢に伝えます

 

ゴルジ腱器官の特徴

 

筋線維の束と腱の移行部にあり、錘外筋線維に対して直列配置されていおる張力受容器であり、腱の伸長によりα運動ニューロンを抑制する。閾値は高い。

 

ゴルジ腱器官の閾値
・外力での筋の伸展 閾値(5~200g)
・筋収縮による張力 閾値(0.3~3g)

 

瞬発的な強い力を出そうとしたときに、閾値を超えてしまうことがあります。

 

そのような場合は1b抑制が効かないため筋肉の過剰な収縮となってしまい、組織を損傷してしまいます。

 

思いっきり飛ばそうとして力んだスイングによる急性腰痛、野球でのスイングによる急性腰痛、ボールを思いっきり投げたときに肩を痛める、重いものを一気に持ち上げようとした時のぎっくり腰、腕相撲での骨折などはゴルジ腱器官の機能がうまく働いていないことが原因である場合がほとんどです。

 

1b抑制とは、

筋の持続的伸張などでゴルジ腱器官を興奮させることにより、Ⅰb線維を介して目的とする筋の緊張が低下するという現象のことをいいます。

 

Ⅰb抑制:筋をゆっくりと大きく伸張する
→腱紡錘が反応してⅠb線維に刺激を送る
→その刺激が脊髄を通りγ線維を介して伸張した筋に抑制的に働く
→伸張した筋が弛緩する

 

1b抑制の状態依存反射反転

 

体の状態によって抑制したり、抑制を抑制(抑制しない)します。

筋肉が活動状態では1b抑制が働いて、筋肉の収縮を抑制します。

筋肉が安静状態の時は1b抑制を抑制して、筋肉が収縮します。

活動状態と安静状態は脳からの下降性の指令が影響します。

1b抑制と状態依存反射2

好ましくない腱紡錘の状態になっていると、ぎっくり腰や寝違え、足がつるなどの急性の痛みの出る症状を引き起こす原因となります。

また、立ち上がる時に腰に痛みが出るといった症状の原因にもなります。

 

体がうまく動かないことを感じたら、腱紡錘を調整することが必要かもしれません。

 

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鬱傾向になって体がだるくなったら自分の思考に注意する

2016/06/12

 

痛みというのは体にとって侵害刺激です。

痛みがあると防衛反応で筋肉が緊張します。

そして、その筋肉と反対にある筋肉は弛緩します。

これは痛みにたいする防衛反応(逃避反応)で、痛みのない状態に持ち込めばこの反射は解消されます。

しかし、痛みの状態が継続的に続いてしまうと筋肉は脱力状態となってしまいます。

 

憂鬱な状態の時はたいてい憂鬱のことを考えてしまっている傾向にあります。

憂鬱の思考は脳に常に痛みの情報を与え続けているのです。

 

すると、筋肉は脱力状態となってしまいます。

猫背になって、肩は落ち込みむ傾向にあります。

 

憂鬱な気分になって姿勢が悪くなったら、自分の思考に注意しましょう。

脳が痛みを感じるもっともよくある思考パターンが自分を責める思考です。

 

「やっぱり私は・・・・」

「何をやってもだめだ」

 

そんな自分を責める思考が脳(心)に痛みを与え続けて、どんどん脳(心)が疲弊していってしまいます。

 

本当はポジティブ思考をすることが、痛みを快楽に切り替えることができるので良いのですが、鬱で苦しんでいる人はなかなかそれができません。

 

なので、まずは自分を責めるのはやめましょう。

何も良いことはありません。

 

もし、自分を責める思考が止まらない場合は周囲のサポートが必要です。

 

ホルモン中毒に陥っています。

 

痛みを感じるとそれを解消するための脳内麻薬が分泌されます。

それは非常に強い不安解消作用と脳の興奮作用があるのです。

その作用の快楽を得るために、自分を責めてしまいます。

 

麻薬には常習性と耐性があるため、その行為を繰り返します。

そして、耐性によってその行為をしても不安が解消されなくなります。

そして、より一層自分を強く責めるようになります。

 

リストカットをするレベルまでいってしまったらかなり中毒症状は進んでしまっています。

 

周りの人は必ずしも自分を愛してくれるとは限りません。

自分だけでも自分を愛さないと自分がかわいそうですね。

 

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関節感覚からくるしびれ

2016/06/09

関節周りに炎症がある場合に手や足などにしびれが出ることがあります。

皮膚感覚

 

 

体の様々な感覚情報は脳へ伝えられます。

 

手などの皮膚の感覚は関節周りの感覚と合流して脳へ伝わります。

 

関節周りに炎症があって、しびれの感覚の状態になっている場合は、その関節と関係のある皮膚にしびれとして感じます。

脳がしびれがある場所を勘違いしてしまっているような状態です。

 

関節周りには感覚センサーがとても多く存在しているので、このようなしびれ感はよくおきる現象です。

 

充血や虚血による炎症の場合はしびれよりも痛みとして感じる傾向にあります。

 

うっ血による炎症の場合はしびれ感として感じます。

 

うっ血が改善するような関節のポジションの姿勢をとったり、関節を動かすようにしてうっ血を改善するとしびれがなくなります。

 

逆にうっ血状態となるような姿勢をとり続けることでしびれは継続的に感じます。

 

関節周りのうっ血状態は関節の可動域の低下したところで起こりやすいです。

 

関節の可動性を改善することでしびれも改善します。

 

また、血流を改善するようなサプリメントや漢方薬でうっ血が改善してしびれがなくなることもあります。

 

一度関節周りからの感覚によるしびれを感じるようになってしまうと、なかなか改善しない傾向にあります。

 

それは、関節周りの血流がうっ血するような姿勢の習慣がうっ血を作り出してしまうために、うっ血によるしびれ感から抜け出せなくなってしまっているからです。

 

好ましい姿勢を学習することはとても大切です。

 

 

 

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危険なしびれ

2016/06/08

 

脳内の血管の炎症によるしびれはとても危険です。

 

脳によるしびれは鑑別除外できるように知識として持っていたほうが好ましいです。

 

脳での危険な状態というのは脳内出血と脳梗塞です。

 

脳内出血の場合は出血した場所と出血量によってうっ血となってしまう場合とうっ血ではない場合があります。

 

うっ血の場合は血液循環が多少あるため、痛みが軽かったり、しびれの程度も激しくない時があります。

 

しかし、出血量が多くなるに伴って他の血管を圧迫して虚血や充血となってだんだんしびれが強くなってきたり、激しい痛みやそのほか重篤な症状を伴ってしまします。

 

脳梗塞の場合は、一気に虚血となってしまうため激しい痛みやしびれ、そのほか重篤な症状を伴います。

 

○激しい痛みやしびれがあるしびれの場合は注意が必要です。

 

脳梗塞や脳内出血は脳の一部で起こります。

 

なので影響を受けるのは脳の右半球か左半球のどちらかです。

 

体に現れる症状は右半身か左半身のどちらかになります。

 

○体の両側にしびれがある場合は脳が関係していません。また、体の半身にしびれがあって、しびれが複数ある、しびれる場所が徐々に増えていくという場合は脳が関与している場合があります。

 

脳が関与しているしびれの場合はしびれの感覚以外に脳の機能も障害されます。

 

○呂律がまわらない、めまいがする、吐き気がする、力が出ない、姿勢を維持できない、などの症状が随伴する場合は脳が関与しているしびれである可能性が高いです。

 

バレーサインでのチェック法

バレーサイン

 

手のひらを上にして両手を肩の高さに上げます。

そして目を閉じます。

30秒ぐらいして目を開けたときに、片方の手が顕著に下がっていたり、手のひらが下を向くように回転していたら陽性反応です。

脳が障害を受けている可能性が高いです。

 

 

 

 

これらの症状がある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。

 

徴候のまとめ

○バレーサインがある

呂律がまわらない、めまいがする、吐き気がする、力が出ない、姿勢を維持できない、などの症状が随伴している

○両側のしびれではない。片側である

○激しい痛み、しびれである

○しびれが片側に複数出てきた

 

もとからしびれがあって、突然激しい痛みを感じたらためらわずに救急車を呼びましょう。

 

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